なんかいろいろしてみます

Jan 3, 2018 - 1 minute read - WioNode

WioNodeで部屋の温度をSlackに通知してみた

部屋の温度計が壊れて寒かったのでWioNodeで温度計を作ってSlackで確認できるようにしました.

WioNodeとは

WioNodeは2種類の入出力装置を接続できるWifiモジュールです. http://wiki.seeed.cc/Wio_Node/ WioNodeをインターネットに接続することで外部(Androidアプリ,RestAPI)から制御せることができます. 入出力装置の接続には共通コネクタGroveが採用されているため,Groveコネクタを持つモジュールであればケーブルで接続するだけで利用できるようになります.

前回はパンかごにセンサをつけてました. https://qiita.com/akihiro01051/items/f058522bc09ddfb23027

温度計の作成

ハードウェア構成

全部繋ぎます. こんな感じ

温度センサはWioNodeの仕様上片側しか認識しないようになっています. 温度センサ設定時の画面を確認して接続してください.

WioNodeの設定

設定はWioNodeのAndroidアプリから行います.(Androidしか持っていないので) またWioNodeの動作にはWifi接続が必要となるのでWifiのある環境に設置してください.

Wifiの5G帯だとうまくつながらなかったので2.4G帯がいいと思います.

アプリはWioNodeに接続を行い接続先Wifiアクセスポイント情報(パスワードなど)をWioNodeに保存します. その後WioNode自身がアクセスポイントに接続します. 正常に接続できればAndroidアプリから接続されたWioNodeの情報を確認することができます.

温度センサの設定

設定画面から温度センサ(Temperature Sensor)を選択しWioNodeの接続部分に配置します. この時温度センサは右側にしか接続できないです. 配置後Updateを行い配置をWioNodeに反映させます.

IFTTTとの連携

IFTTTとは複数のWebサービスを連携できるサイトです. https://ifttt.com/discover if this then that形式で機能を設定することで簡単に複数Webサービスを連携させることができます. アカウント作成後WioNodeとの連携を行います.

  1. New Appletを選択し新しい設定を作成
  2. thisを選択しSpeed Wioを選択
    • この時WioNode設定時に作成したアカウントを認証させます.
  3. Monitor a sensor valueを選択
    • 正常にWioNodeのアカウントが認証されていれば接続状態のWioNodeのデバイスとセンサが確認できます.
  4. 取得値を温度センサに設定後,データ取得時の条件を設定します.
    • Define valueと等しい,大きい or 小さい場合にデータを取得できるようになります.
    • 設定できたらCreate triggerで次に進みます.
  5. thatを選択しslackを選択します.
    • WioNode同様アカウント連携の確認が行われます.
  6. Post to channelを選択し温度センサのデータを出力するチャンネルとメッセージの内容を設定します.
    • 設定できたらCreate actionを押して設定完了です.
  7. 正常に動作すれば1分おきにSlackに温度データの入ったメッセージを受信できます.

まとめ

  • IFTTTからWioNodeは簡単に連携できる
  • 出力先をSlackとGoogleSheetにすることで,部屋の温度変化がわかる
  • WioNodeとセンサを入れておくケースが欲しい
  • 掃除中に壊れた温度計落としてしまったら,なんか直った